■ ID
| 1389 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 気候変動による作物収量変化への影響評価及び主要気候要素に対する地域別感度分析
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■ 著者
| 申龍煕
(独)国立環境研究所 高橋潔
(独)国立環境研究所 肱岡靖明
(独)国立環境研究所 花崎直太
(独)国立環境研究所 増冨祐司
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本農業気象学会2012年全国大会、平成24年3月14日 |
■ 抄録・要旨
| 温暖化は世界の作物生産に影響を与えると考えられているが、温暖化は気温上昇だけでなく、降水量変化ももたらす。このため、どちらの要因が生産性変化に大きな影響を与えているかを理解することは、適応策の検討・立案において有用な情報となるであろう。そこで本研究では、トウモロコシを対象に、緯度帯別に、気温と降水量の感度分析を実施した。
その結果、トウモロコシが広く生産されている北緯30度から40度の地域では、収量は気温変化より降水量変化に敏感に応答していることがわかった。GCMの気候予測によると、この地域の気温は将来上昇し、降水量は減少することから、将来トウモロコシの収量が減少することが予測された。
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